新・アマチュア無線講座プラス
アマチュア無線・広帯域受信機・特定小電力トランシーバーの基礎知識をまとめました! アマチュア無線だけでなく、広帯域受信機とその周辺機器の知識を追加、トランシーバー・インカム設備についての考え方も追加しました。
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周波数の話 その1
2009年06月25日 (木) | 編集 |
  いくつもバンド(周波数帯)があるんですけれどどれにしよう。
  
  
  今日から、ハンディ機の選び方について考えてみましょう。
  まず、一台も無線機を持っていなければ、開局も出来ません。※
  車での運用であれば、モービル機を……。
  持ち運ぶ可能性があれば、ハンディ機を選択することになります。
  
  ※ちなみに、開局申請(コールサインをもらう)のためには、無線機
  が必要です。「この無線機を使用して開局したいです……」という申
  請手続きになります。ちなみに、二台目の無線機を購入すると、『変
  更用紙』で、無線機の追加を申請することになります。


  以前に比べますと、種類が少なくなったとはいえ、現在も、いろいろ
  な選択肢があります。
  まずは、周波数帯から見ていきましょう。


  カタログにしても店頭にしても、必ず周波数帯(バンド)が機種名の
  近くに書いてあるはずです。
  50MHz、144MHz、430MHz、1200MHzとい周波数帯が一つだけ書かれてい
  るのが、シングルバンドハンディ。
  それら二つを組み合わせたものがデュアルハンディ。
  三つを組み合わせたトリプルハンディ。
  そして、4バンドハンディなどがあります。
  ※現在、市場には4バンドハンディはありません。昔はあったんです
  が……。


  使用周波数帯が違えば、その周波数帯にいるお友だちとも交信するこ
  とは出来ません。144MHzのシングルハンディと、430MHzのシングルハ
  ンディでは交信することは出来ません。ですから、交信したい相手と
  同じ周波数が使えるハンディを手に入れなければなりません。


  すでに先輩や友達がアマチュア無線をはじめられていれば、使用周波
  数帯については必ず相談しておくようにして下さいね。


  「友達と二人ではじめたよ」「これから友達を見つけるんだけど」「
  家族と、はじめて使うんだけど」この場合、二台の周波数帯が同じで
  あれば基本的に問題はありません。


  さあ、次回は、具体的にどの周波数帯を選ぶべきか、少し考えてみま
  しょう。
  周波数帯はそれぞれに電波の飛び方が少しずつ異なるために個性が違
  います。しかし、同時にその地域のアマチュア人口によっても使用形
  態に違いがありますので注意が必要です。
  
  
  次回は、周波数の話その2です。


ハンディ機の用途
2009年06月25日 (木) | 編集 |
 ハンディ機は実に多くの場所で様々な用途に使用されています。


  まず手に持ってフィールドで使用されるケース。
  これがハンディ機の本来の使い方といえるかもしれません。
  スキーやゴルフ、パラグライダーや、遊園地、ピクニック、釣りなど
  など、様々な使用方法があります。
  交信相手と、あれこれと、現状を報告しあったり、連絡をとりあった
  り、イベントがさらに楽しめますよね。
  
  
  そうそう、免許資格不要の特定小電力トランシーバーに比べて、はる
  かに交信距離が伸びるからといって、無免許での運用はダメですよ。
  また、免許を持っていても、お仕事には使用できませんので、注意が
  必要です。
  
  
  そうそう、交信用途ではなく、広帯域受信機のかわりに使用する……
  という方も実は多いですね。もともと免許はないんだけど、デザイン
  が好きなので……、この機能が欲しいので……、というように、様々
  な理由で、広帯域受信機ではなく、ハンディトランシーバーで受信を
  楽しむという方もいますね。
  
  
  さて、最近は、ハンディ機もどんどんと技術が進歩してきています。
  以前は、全くというほどなかった防水性ですが、最近は、防水性が高
  いモデルも登場。水没しても30分までは助かる……なんていう魅力的
  なモデルもあります。
  また、リチウムイオンバッテリー方式が増え、電池寿命も延びて、ま
  すます、アウトドアで使いやすくなってきていますね。
  
  
  また、さらに最新機種では、GPS機能で、自分の情報を相手に送る、
  相手の位置を知る、気象情報のやりとりや、文字情報のやりとりなど
  が出来るようになりました。
  
  
  さらに、ハンディ機は、モービル機のかわりに車での使用、自宅でベ
  ランダからのアンテナに設置して使用など、様々な使用方法が考えら
  れます。


  まだまだ、ハンディ機の可能性はこれから! という感じですね。
  是非、楽しい使い方を発見していってください。

ハンディ機、すぐに熱くなるんですが?
2009年04月03日 (金) | 編集 |
  はじめてハンディ買いました! 送信するとすごくボディが熱くなる
  んですけど、これは故障では?


  基本的に、ハンディ機は非常に熱くなります。
  特に送信時には、熱くなりますね。
  携帯電話でも長時間連続使用を続ければ、熱くなりますが、ハンディ
  機の場合には、そんな比ではなく熱くなります。


  ハンディ機はモービル機などに比べてもボディが小さく、モービル機
  と異なり、放熱板や、ファンを持っていないので、逆に、ボディはす
  ぐに熱くなります。


  他になにか症状がなければ、『故障している』という可能性は少ない
  ように思います。
  ただ、熱くなるということは、ハンディ機が『頑張っている』という
  ことです。
  長時間のハイパワー送信などは確実にハンディに無理を強いているこ
  とになりますので、可能であれば、ローパワーに切り替えたり、風通
  しのよいところで、運用するのがベストですね。
  
  
  逆にこれまでは熱くなっていたのに、最近は全然熱を持たないという
  時。こちらの方がむしろ心配。
  パワーを出すパワーモジュールが壊れて出力が出ていないという可能
  性があります。
  そちらは故障の可能性がありますので最寄りのお店で調べてもらう必
  要がありますね。




ハンディ機の運用時間について
2009年03月11日 (水) | 編集 |

  ハンディ機の運用時間はカタログに書いてあるものをまずチェック
  しましょう。
  
  
  以前は、送信1、受信1、待ち受け8という使い方で、3-4時間というの
  が、一般的でしたが、最近は、かなり変わってきましたね。
  
  
  一つは、電池が、ニッカド電池、ニッケル水素電池から、リチウムイ
  オン電池に変わってきたこと。これによって、コンパクトで大容量を
  確保でき、使用時間がぐっと伸びました。
  また、技術革新もどんどんと進み、低電圧でも動作、それによって、
  使用時間が伸びてきたこともありますね。
  
  
  出力にもよりますが、ミニパワータイプであれば、20時間の運用、連
  続受信も15時間……なんていうモデルもあります。一昔前から考えた
  ら夢のような性能ですね。
  

  これでは全然足りないという方もみえるでしょうし、十分だという方
  もいるでしょう。
  とりあえず、電池の寿命を延ばす方法を考えてみましょう。
  これはハンディ機の基本的な使い方の理解にもつながるはずです。


  ■電池の寿命をいかにのばすか。

  
  まず、考えるべきは送信パワーを落とすということです。
  一般に送信は受信の20倍電力を使用すると言われるほどの電池食いな
  のです。
  通常4時間しか電池が持たないと言われるハンディ機でも単なる待ち
  受けと受信だけの使用であれば、十分に一日、電池が持つ計算になり
  ます。
  ですから、まず、送信パワーを出来るだけ落とすことが大切です。
  ハイパワーで交信出来たら、そのままハイパワーのままで使用を続け
  ていませんか?
  現在、ハンディ機は必ず、2-5段階程度の出力設定が出来るはずです。
  相手との交信が十分にできるような近距離であれば、どんどんパワー
  を落として使用しましょう。(電波の有効利用という観点からも必要
  以上に送信しないというのは大切ですね)
  
  
  ■それ以外にも小さな点ですが、いくつかバッテリー寿命に関係する
  点があります。
  まずライト。ハンディ機は夜間でも周波数表示が見えるようににパネ
  ルにライトがついています。
  機種によっては一度押すとずっとライトが点灯し続ける機種もありま
  す。しかしライトは大変電気を食います。周波数の設定をしたら常に
  オフにすること。


  さらに親切なモデルでは、キーイルミネーションといって、数字入力
  をするテンキーまでもライティングされます。これなども電池の無駄
  遣いです。出来るだけオフにするようにして下さい。
  
  
  さらに、気付かない点ですが、ボリュームも出来るだけ絞ってくださ
  い。出来れば、イヤホンを使用するとベストでしょう。それほど音量
  を上げなくても快適にハンディ機を使用することが出来ますし、省エ
  ネです。
  
  
  その他、待ち受け時の電流消費量を抑えるため、バッテリーセーブ機
  能を搭載しているモデルがあります。それを使用すれば若干でも、待
  ち受け時の電池の消耗を抑えることが出来るようです。


  ■最終的には省エネの手を尽くした上で、予備の電池を確保するのが
  ベストでしょう。もしくは、最新リチウムイオン電池付属のハンディ
  機に買い換えるというのも一つの解決法ではあります。

ハンディ機の交信距離はどのくらい? 交信距離を伸ばすには?
2009年02月12日 (木) | 編集 |
  ハンディ機の交信距離はどのくらい? 交信距離をのばすにはどうし
  たらいいの?
  
  
  「ハンディ機ってどのくらいの距離で交信できるんでしょうか? 交
  信距離を伸ばすことは出来ないの?」


  ハンディ機同士の交信距離を数字で言い表すことはなかなか難しいで
  す。とは言っても、全く指標がないのでは分かりづらいので、そうで
  すねえ、イメージとしては、5W出力のハンディ機同士で、おおよそ5K
  mくらいの感じでしょうか?


  5Kmと言いますと「そんな短距離なの?」という方、もしくは、「私
  のはそれの何倍も交信できるよ」という方、いろいろとあると思いま
  す。
  少し距離の話を……。


  ハンディ機のパワーは、最大で5Wほど。(機種によっては瞬間的には
  7W出力可能なものもあります)
  もちろん、出力が大きければ、交信距離を伸ばすために有利ではあり
  ますが、交信距離はそれだけでは決まりません。


  交信を妨げる一番大きな要因は障害物。
  つまり交信相手との間に建物があれば、電波はそれにぶつかり、相手
  まで電波が届かないのです。
  ですから、市街地(建物が多いところ)や、建物の中と外の使用、山
  の向こう側などなど、「あれ、数キロも離れていないのに、交信でき
  ないわ」というような状況も当然想定できるわけです。


  逆に、例えば、高山に登った場合、眼下の地域との間にはほとんど何
  も障害物はありません。
  その場合、わずか1W以下でも、20Km、30Km以上の交信が楽々可能にな
  ります。


  数キロの交信距離で十分という場合もあるでしょうし、逆に、それで
  は全然足りないという場合もありますよね。
  なんとか交信距離を伸ばしたい。誰でも考えることです。


  安定化電源など外部から電源が取れるハンディ機は外部からの電源を
  使えば、若干送信出力が上がるので、交信距離が上がるかもしれませ
  ん。しかし、長期的に見れば、効果は少ないかも。また、ハンディ機
  ですから野外では安定化電源は使えないかもしれません。
  
  
  安定的に交信距離を伸ばしたいという方は、アンテナの交換をされる
  ことをお勧めします。
  30センチ前後のアンテナに付け替えれば、随分と交信距離は変わるで
  しょう。詳しくは、また後ほどご説明します。


  そうそう、障害物に邪魔されないように見通しのよい場所を探して、
  その場所に移動するというのも手です。
  場合によってはもっとも有効な手段かもしれません。しかし、いつも
  いい場所があるとは限りませんね。





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