CQオームのアマチュア無線講座2006
アマチュア無線ショップCQオーム「無線機屋さんの無線の本」2006年・ブログ版     ◆◆現在は、2006年版を準備中ですので、当面、2000年版をご利用下さい◆◆
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Q2−11 完全防水のモデルはありますか?
2006年01月13日 (金) | 編集 |
「雨の中で使用することが多いんですけど、完全防水のモデルはありませんか?」「雨に濡れても大丈夫ですか?」「○○防滴と書いてあるので大丈夫ですよね?」

 一言で言って、完全防水のモデルはありません。
 
 ハンディ機はやっぱり野外使用のケースが多くなります。必然的に、雨に濡れたり、水についたりという可能性が増えてきます。

 「ハンディ機は水に濡れても大丈夫なのでしょうか」
 別項でも書きますが、ハンディ機に水は大敵です。
 かつてのハンディ機に比べれば、密閉性が増したので、以前のモデルに比べれば、防水性能は向上しました。
 しかし、『水に強い、水に濡れても大丈夫』と銘打てるようなレベルではありません。

 もちろん、少し雨に打たれたくらいでは、その場で故障するということは少ないかもしれません。
 しかし、内部に染み込んだ水分で、基板はじょじょに腐食し、間違いなく、ハンディ機の寿命を縮めます。
 また、さらに悪いことに、水濡れの場合は、修理しても、完全に治るということはありません。
 メーカーに修理に出すと、修理不能。もしくは、たとえ治っても、「今回は治りましたが、次回は治らない可能性があります」というような文面が付属して返ってきます。一応その場では動作するようになっても、一度腐食した基板は完全に治るということがないからです。



 私のリグは「○○防水、○○防沫だから、大丈夫ですよね?」

 いいえ。
 もちろん、そううたっていないモデルに比べれば、少しでも水に強いと思われます。
 しかし、「防水だから大丈夫」といって、安心して使用できるようなレベルではありません。
 一般に、防水だから大丈夫といえば、水に落としても、水中で使っても大丈夫という状態を想像してしまいますが、とてもとても、そんなレベルではないのです。

 毎月、当店には何台ものハンディ機が修理で運び込まれますが、そのうちの幾らかは水濡れによるものです。
そして、やはり、修理不能、もしくは、次回は修理できません、という状況が多々あります。
 ですから、アマチュアたる者、まずハンディ機の水濡れには十分に注意をしなければなりません。

 アイコムのカタログには、少し前から、水滴のかかったハンディ機が前面に掲載されています。
 『水濡れに強くなりました』ということを強調したかったのでしょうが、あれは間違いです。
 必ず勘違いをされて、トラブルのもとになると思われます。ぜひ、改善してほしいものです。

 さて、では、雨の場合や、雪の中での使用、どうしたらよいのでしょう。
 ソフトケースは若干の防水作用があるかもしれません。
 服やカバンの中にしまって、ハンディマイクロホンだけを出して使用するという手もあります。ハンディのスピーカマイクは防水というわけではありまんが、価格が本体に比べれば安いので、使い捨てという感覚になります。
 もしくは、ビニール袋で完全にくるんでしまって使用するという手もあります。
 みなさん、いろいろな工夫をされているようです。












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