CQオームのアマチュア無線講座2006
アマチュア無線ショップCQオーム「無線機屋さんの無線の本」2006年・ブログ版     ◆◆現在は、2006年版を準備中ですので、当面、2000年版をご利用下さい◆◆
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Q6−6 安定化電源、どうやって選んだらいいでしょう?
2006年01月13日 (金) | 編集 |
 はい。選び方の話の前に、安定化電源そもそもの話から。

 アマチュア無線機は大型の電源内蔵機を除けば、全て直流(DC)12Vで動きます。コンセントからとる交流(AC)100Vでは動きません。そこで、電圧を変え、ACをDCに変換する変換器が必要になります。
 これが安定化電源(ACDC)です。

 安定化電源のカタログには、MAX(瞬間最大量、したがって、連続の場合は若干小さめに考える)と連続で記載されているものがあります。原則的には連続容量を基本に考えましょう。また、20A以上のものは冷却ファンがつきます。これは法定されています。

 さて、価格の違いは、電流量の違いと考えてもよいでしょう。

 小さいアンペアのものは低価格ですし、大きくなればそれなりに高額になります。
 安定化電源は無線機を何台もつなげて使用することが出来ます。その場合は、使用する全ての無線機の使用する電流量を足して、それを上回る大きさの電源を一つ購入すればよいでしょう。

ちなみに、正確には、消費電流は送信時が圧倒的に大きいものです。総電流量を全て足すということは、全ての無線機で同時に送信する状況を想定していることになります。もちろん、現実にはそういう状況はありません。総電流量よりもかなり少ないアンペアの安定化電源でも問題はないことになります。

しかし、安定化電源はそこまでシビアに計算して使用せず、少し余裕を持たせたるべきです。
 無線機、電源の状況によっても必要電流量は異なりますし、ケーブルの中でも損失します。必要量よりも少ない電流量では、ノイズが多くなったり、もしくはパワーダウン、最悪、送信できないという事態にもなりかねません。
 総合的には必要量よりも一回り大きめを購入するのがベストです。
 電源に関しては、昔から「大は小を兼ねる」と言われる所以です。

 さて、具体的な選び方です。

 あくまでも目安ですが、ハンディ機一台であれば5Aのもので十分でしょう。
 将来もモービル機を使用することはないよという方、一台に一つ購入するからそれでいいよという方(例えば部屋が違う、車が違うから、無線機一台しか電源をとらないという方)は小さい容量のものでよいでしょう。

 モービル機ですと、周波数やパワー、製造時期によって、随分と容量に幅が出ます。必ず、規格を確認して下さい。ハイパワーで送信する時が一番電流を使用しますから、その時最大どれだけの電流を必要とするかを調べてください。
 およそ、10〜20W機で7A ハイパワー機で15A程度でしょう。(所有する無線機で確認して下さい)

 ただし、出来れば20Aもしくは30Aのものをお勧めします。
 また、20A 30Aは需要も多いので、比較的お値打ちになっています。
 特別な理由がなければ、10A、15A程度のものよりは思い切って大きいものを使用しましょう。

 さて、その他の選択ポイントです。
 かつては電圧可変できるものとできないものがありました。アマチュア無線だけに使用するのであれば、電圧は12V程度ですから、可変の必要はありません。しかし、ラジコンや他用途にも使用されるのであれば、可変は便利かもしれません。ただし、お子さまなどが触って、16Vあたりにしてしまうと、無線機トラブルにつながります。
 基本的には必要ない機能といえます。もっとも、最近のモデルはどれも電圧可変です。売価を下げないように様々な付加価値をつけているのかもしれません。

 電流メーター電圧メーターがついているもの、一つで切り替えるもの、全くついていないもの(電圧可変できないということですね)があります。これも最近は、単価の高い2メーターばかりになってきました。回路は複雑になりますから、安定化電源にメーターはいらないという意見もありますし、針が振れていると安心するという意見もあります。

 シガーソケットがついているものといないもの。ハンディ機を車でも使用する方はシガーライターケーブルも持ってみえるでしょう。別売りで電源ケーブルを購入する必要がなく、そのまま差し込めるので便利です。最近のモデルは付属しているものが多いようです。

 また、最近は、スイッチング方式が人気です。その点につきましては次項。












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